2014年12月6日土曜日

12/6 学び合いを通して成長する子ども達

 南小では、「自分の思いや考えを表現できる子どもの育成」をテーマに研修に取り組んでいます。

 具体的には、

 まずは、自分で考えて問題を解いてみる・自分の考えを持ってみる。
 次に、隣の人や班の人と話し合って、考えを広めたり深めたりする。
 最後に、全体でまとめる。

 このような流れで学習を進めています。

 この中で、特に、隣の人や班の人と話し合う活動を大切にしています。
 話し合う活動を通して、子ども達は互いに学び合い、友だちのよさに気づいていくことができるからです。

 いくつか紹介します。

 はじめは、3年生の国語の場面。
 『三年とうげ』に出てくるおじいさんの気持ちの変化について、隣同士や近くの友だちと、自分の考えを話し合っています。




 次に、4年生の音楽の場面。
 自分で作ったおはやしのリズムと旋律を、グループで組み合わせて演奏できるように、話し合っています。




 5年生の社会の場面。
 日本各地にある工業地域の立地条件(なぜ、その地域で工業がさかんになったのか)について、話し合っています。








 このような「話し合いの進め方」をもとに、話し合いを進めていきました。


 同じく、5年生の体育の場面。


 「振り上げ足をまっすぐのばしてハードルを走り越そう」のめあてに対して、しっかり跳べているか、友だち同士で見合います。




 6年生の算数の場面。
 比例の性質を活用した問題を自立解決した後、隣同士で、お互いの解決方法を伝え合っています。




 同じく6年生の国語の場面。
 『鳥獣戯画』に描かれた兎や蛙の吹き出しを考え、それを発表します。
 楽しくお互いの意見を聞き合っています。



 



 先生の話を、前を向いてしっかりと聞くことは、とても大切なことです。
 それと同時に、子ども達同士での、このような話し合い活動を通して、友だちの考えのよさに気づいたり、友だちと一緒に勉強していく楽しさを味わったりできることも、学校で勉強することの素晴らしさだと思います。

 南小学校では、これからも、このような取組を大切にしながら、子ども達の成長を支えていきたいと思います。