文科省の調査によると、喫煙や飲酒が健康に及ぼす影響について、多くの小学生が「大いに害がある」と答えています。
と同時に、「たばこを吸いたいと思ったことがある」「将来、喫煙や飲酒をすると思う」と答えた割合は、学年が進につれて上昇しています。
さらに、小学生の月喫煙率(1ヶ月に1本以上たばこを吸った割合)は男女ともに5%以下ですが(それでも、数%はいます!)、喫煙経験者率は、小学校段階でも10%を超えています。
以上のことから、この時期に6年生に実施することは、とてもよいだと思います。
事実、ほとんどの6年生は、「とても勉強になった」「絶対に吸いたくない」と答えていました。
はじめに、たばこの成分とその害について、DVDの視聴とパワーポイントを使った説明がありました。
次に、実験。
人形にたばこをくわえさせ、火をつけると、肺に見立てた綿が茶色く黄ばみました。
手渡しで回された綿を観察しました。
次は、寸劇。
喫煙を誘われた女子中学生が、①断れずに吸う場合、②断る場合の2パターンを紹介。
①のパターン。「じゃあ、1本だけね。」
最後に質問の時間。
授業が終わり、アンケートを配布しました。
ご家庭でも記入していただくところがありますので、ご協力をお願いします。 また、親子で喫煙について話し合ってみて下さい。
よろしくお願いいたします。
なお学校では、さらに来週、保健の時間を使って「喫煙と飲酒」「薬物乱用」などの学習にも取り組みます。